トリミングのはじまり
トリミングはもともと、猟をするときに動きやすいように猟犬の毛を刈ったのがはじまりと
言われています。
トリミングで有名なのはプードルで、プードルはもともと狩猟犬でした。
水鳥を回収するために水中を泳ぐので毛が少ないほうが良いと考えられ、心臓部分は寒さから
守るため残したスタイルで毛が刈られるようになりました。
トリマーの歴史
トリマーの歴史は古く、もともとはヨーロッパで生まれた職業です。
かつてのヨーロッパには毛の長い犬が多く、上流階級の人が愛犬を華やかにトリミングする
ためにトリマーの存在は欠かせないものとなりました。
そこからトリマーの仕事は広く知られるようになっていきます。
現在では日本でもペットブームとなってトリマーという職業も広く知れわたり、それに伴い
ペット美容室で働くためにトリマーを目指す人も増えてきました。
ドッグショー
トリマーとはペットの毛をカットするだけではありません。
ドッグショーに出場する犬の訓練をするためのトリマーもあるのです。
これには高いレベルの技術が必要で、ハンドラーとも呼ばれます。
ドッグショーで見事チャンピオンになると、血統書に【CH】という記号がつきます。
これはチャンピオンということで、飼い主とトリマーにとって最高の名誉になります。
また、トリマーという職業は純血種を守っていくという役割もあります。